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女子大生がハノイで靴を買うならという話

洋服の次は靴の話をします。ベトナムで生活していると、道路が汚れていたり、ホコリがすごかったり、急な雨に降られたりで靴の消耗が激しいです。

洋服同様、欧米系ブランドのお店(NINE WESTなど)で買うという手もありますが、すぐ消耗することが分かっているのに、8000円以上する靴をわざわざ買うのはもったいなく感じます。

リーズナブルな値段で靴を買うとなると、やはり有名なのは旧市街のCầu Gỗ通りです。Cầu Gỗ通り一帯は靴屋さんがずらっと並んでいます。パンプス、サンダル、男性用革靴等色々な種類の靴が買えます。

女性用の靴であれば、15万ドン~35万ドン(約600円~1700円)くらいの価格で買えます。値段の安さを考えれば、デザインも履き心地も悪くはありません。

それから、Phạm Ngọc Thạch通りも雰囲気が良さそうな靴屋さんがあったように思います。

また、ストラップが外れた・靴底が剥がれた等の損傷は、靴の修理屋さんに修理してもらえます。うまくいけば、1000万ドン(40~50円)くらいでやってもらえるのですが、けっこうぼったくられたりするので注意が必要です。靴修理で一番安かったのは20万ドン→5万ドン→1万ドンと交渉の度に値下がりして結局何故か無料になった時です。逆に一番高かったのは、35万ドンです。これは完全にぼられています。その時は時間が無かったので、35万ドン払いました……。

15万ドン~35万ドンで買った靴ギャラリー

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靴は1か月~3か月くらいでこのようにホコリまみれになりました。常にタクシー移動生活とかであればまた違ってくるとは思いますが。エナメル系素材の靴を買えば汚れが落としやすかったのかもしれませんが、布系の素材は中々汚れが落ちませんね。

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P.S.ドロップはメロン味。

 

女子大生がハノイで服を買うならという話。(補足編)

 

一昨日と昨日は、ハノイで服を買うことについて書きましたが、今日もその話題です。
女子大生がハノイで服を買うならという話。(前編)

女子大生がハノイで服を買うならという話。(後編)

○冬のハノイを過ごすなら
ハノイの冬は寒いです。気温は10度くらいですが、中国方面から吹いてくる大陸の風と曇りがちな天気で、実際の気温よりも寒く感じます。

というわけで、11月~2月くらいは冬服が売っています。ニット、コート、マフラー、ブーツなどが買えます。この点は、ほぼ一年中夏服で過ごせる南部と違っています。

 

○ベトナム人サイズはやや小さい
20歳のベトナム人女性の平均身長は153cmだそうです。ローカルの洋服屋さんはベトナム人サイズの服を揃えていますから、日本の服より全体的に小さいです。韓国の服を取り扱っているお店もあり、そういうお店だと韓国人サイズの服があり、日本人にも着やすいサイズだったりします。日本のお店同様試着もできます。

 

○im a girl
220 phố Huếと 218 phố Huếにあるお店です。他のお店よりかわいい服が見つかる率が比較的高いです。靴の種類も豊富なので靴が欲しいときもおすすめです。商品価格は20万ドン~50万ドン(800円~2500円)くらいです。im a boyもあります。

im a girl
https://www.facebook.com/pages/im-a-girl-shop/106485732769976
im a boy
https://www.facebook.com/ImABoyPhoHue

 

○May boutique
267 Phố Huế、157 A Bà Triệuなどにあるお店です。こちらも他のお店よりかわいい服が見つかる率が高いです。価格もim a girlと同じくらいです。
May boutique
Ngẫu hứng với gam trầm cùng May boutique – Kenh14.vn

 

○韓国っぽいファッションが多い。
韓流アイドルの影響のためか、「韓流はオシャレ・かっこいい」というイメージがあるようです。髪型や服装が韓流アイドルっぽいイケイケの若者をよく見かけます。

 

○買うときはよく見てから買う。
ボタンがとれかかっている服や最早既にボタンがとれている服があったりするので注意が必要です。変な英語ロゴの服、変な猫のキャラクターワッペン、よく見ると変な模様がついている服などがあるのでそういう服が趣味でない人は気を付けましょう。

P.S.衣食住大事。

女子大生がハノイで服を買うならという話。(後編)

女子大生がハノイで服を買うならという話。(前編)

日本の女子大生がハノイで服を買うならどこに行けばいいのでしょうか。私の知っている範囲でいくつか紹介します。

1、大教会周辺

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外国人観光客向けのお土産屋さんが並ぶ大教会周辺は、洋服屋さんもいくつかあります。

Nhà Chung通り、Nhà thờ通り、Hàng Trống通りを歩くと結構洋服屋さんが見つかります。ただ、値段は全体的に少々高いです。

Ấu Triệu通りには比較的リーズナブル(20万ドン~50万ドン、800円~2500円)な値段で買える洋服屋さんがあります。大教会からẤu Triệu通りをずっと歩いていくと、Phủ doãnという通りに出ます。ここの周辺も洋服屋さんがいくつかあったように思います。

2、旧市街Hàng Nón通り

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Hàng Nón通りは若い女性向けの洋服屋さんが集中しており、イマドキのおしゃれなベトナム人の女の子たちで賑わっています。大教会周辺と違い、どちらかというと地元のちょっとおしゃれな女の子をターゲットにしており、値段は20万ドン~50万ドンの服が多いです。Hàng Nón通り付近の通りにも洋服屋さんがいくつかあります。

3、Bà Triệu通り、Phố Huế通り、Trần Quốc Toản通り

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Hàng Nón通り同じく、地元のオシャレな(且つ、ちょっとお金を持っている)女の子で賑わうような洋服屋さんが多いです。値段もHàng Nón通りと同じくらいです。

ホアンキエム湖周辺だと、以上の通りに洋服屋さんが集中しています。ハノイの西南部についてはあまり詳しくないので、洋服屋さん事情もよく分からないのですが、西湖(Hồ Tây)近くのXuân Diệu通り、あるいはKim Mã通りにも洋服屋さんがいくつかあったような記憶があります。

P.S.明日に続く。

女子大生がハノイで服を買うならという話。(前編)

 

昨日は、ハノイのガールズファッション系のお店のfacebookページの紹介だけで終わったので、もう少し詳しい話をします。

海外で暮らしていると、服が段々消耗してきて新しい服が欲しくなったり、思ったより気候が寒く、セーターやマフラーが欲しくなったりすることもあります。

しかし、周りのベトナム人の女の子たちのファッションを見ていると、ちょっと日本の女の子のセンスとは相容れないような服から日本の今時の女の子の服装とほぼ変わらない服まで色々です。できれば、後者の服を買いたいものです。

 

<ベトナムでは結構よく見かけるけどちょっと日本の女の子のセンスとは相容れないような服の例>

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ドラえもんはちょっとね……(しかも著作権問題が気になる。)。しかし、キャラクターTシャツは結構人気です。

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著作権問題が気になる。

 

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上の服がちょっと個性的過ぎちゃう。スカートは組み合わせ次第で何とかなりそう。
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この微妙なちょうちん袖の必要性に対して疑問を呈する日本人女学生は少なくない。

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こういうタイプの微妙なちょうちん袖も結構ある。

 

<ぎりぎり相容れられそうな服の例>
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かわいい子なら着ても大丈夫そう。

 

<日本のファッションとあまり変わらない服の例>
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シャツの型がベトナムっぽいけど、上の服に比べるとまだ日本の服に近い。

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こういう女子大生いそうじゃないですか?

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こういう服日本でも売ってますよね。

数あるハノイの洋服屋さんから、日本人が抵抗なく着られる服を探し出すのは結構手間がかかります。
人目を気にしなくて良いならどんな服を着てもよいのですが、在ハノイの日本人コミュニティと関わったりするのならばなかなか変な恰好はできないですし、facebookに変な服を着た写真が載せられたりしたら……と考えるとある程度「日本人っぽい」服を選びたくなります。

欧米系ブランドのお店で買うという手もありますが、やはり値段が高く、学生のお財布にあまりやさしくありません。汗やホコリ、あまりクオリティの高くない洗濯機等が原因で日本以上に服の消耗が激しいため、できればローカルのお店で安く済ませたいものです。(でも、ある程度ちゃんとした服が欲しい。)

時にはなかなか良い服が見つからなくて、ベトナム人のセンスはどうなってるの???とストレスを感じるときもありますが、ベトナム人の女の子から見ると日本人の女の子のファッションは「服を重ねすぎている。」「変わっている。」「くすんだ色が多い。」とのことです。センスに関して理解し難い部分があるのはお互い様のようです。中には、日本のローリーズファームの服が大好きというベトナム人女の子もいますが。

というわけで、次回は、上記のニーズをある程度満たしてくれる洋服屋さんがどこにあるのかについて書きます。

P.S.アップルパイおいしい。

ハノイのガールズファッション系のお店の話。

 

ベトナムのガールズファッション系のお店にはどのような洋服が売っているのでしょうか。

そこで、ハノイのガールズファッション系のお店のfacebookページをいくつか紹介します。

◆im a girl shop

220 phố Huế と218 phố Huếにあります。

https://www.facebook.com/pages/im-a-girl-shop/106485732769976

 

◆PRINCESS SHOP

59 Bà Triệuのお店です。

https://www.facebook.com/pages/PRINCESS-SHOP-59-B%C3%80-TRI%E1%BB%86U/199123280164511

 

◆Cobi Shop

119 Phố Huếと131A Bà Triệuにあるそうです。

https://www.facebook.com/ilikecobi

 

◆Shut Up & Dress Up

3 Chân Cầmの2階だそうです。

https://www.facebook.com/ShutUpnDressUp

 

◆Curious 17A Chân Cầm

こちらもChân Cầm通りのお店。17A Chân Cầmです。

https://www.facebook.com/curious17a

 

◆The Style Factory

9 Phủ Doãn(Chân Cầm通りの近く)のお店。

https://www.facebook.com/thestylefactory.vn

 

◆Suri Shop

105 Kim Mãのお店です。

https://www.facebook.com/SuriShop2311

 

◆9 Escape – Fashion design

22 Nguyên Hồngのお店。

https://www.facebook.com/pages/9-Escape-Fashion-design/332947813385077 

 

ベトナムファッションどうでしょうか?ちなみに、サイズはベトナム人サイズになっているので結構小さいです。

P.S.とびだせどうぶつの森をやっている。

ベトナムのナンバープレートの話

今日は、ベトナムのナンバープレート(biển kiểm soát xe cơ giới/biển số xe)についてです。

ベトナムの車を見ていると、ほとんどが白地に黒文字のナンバープレートですが、たまに赤地ものや青地のものがあります。

白地に黒文字のプレートは個人や企業が所有する車についており、これが最も一般的です。

青地に白文字のプレートは、政府関係者の車です。偉い人が乗っています。留学中に住んでいた所の近所の家によくこの青いプレートを付けた車が停まっていました。偉い人の関係者の家だったのでしょうか。

赤地に白文字のプレートは、軍隊関係者の車です。ベトナム人民軍関係者が乗っています。車の運転中、むやみに赤いナンバープレートの車に近づいて事故でも起こしたら大変です。

黄色地に白文字のプレートは、Bộ tư lệnh Biên phòng(辺防指導部。つまり国境警備隊)に属する車です。出会うことは稀です。国境や周縁部に行けば見られるのでしょうか。

黄色地に黒文字のプレートは、建設専用車とのことです。

また、一般的に、最初の数字2桁は、都市を示しています。ハノイは29~33と40、ホーチミン市は50~59だそうです。

中には、ハノイ・ホーチミン市以外に住んでいるにも関わらず、敢えてハノイやホーチミン市のプレートをつける人がいるそうです。
都会の人間だと思われたいという見栄だそうです。

P.S.ガラスの仮面全巻読みたいなー。

ベトナムの路上にはチワワが結構いる話

こんにちは。ベトナムの路上にはチワワが意外といます。恐らく、近くのお店や家で飼われていたり、あるいは野良だったりするのかもしれません。

しかし、なぜチワワなのでしょうか。

とあるベトナム人によると「チワワは盗まれにくいから人気がある。」と言っていました。

なぜ、チワワは盗まれにくいのでしょうか。

そのベトナム人は「小型犬は盗まれにくい。」と言っていました。

なぜ小型犬は盗まれにくいのでしょうか。

そのベトナム人は「ベトナムで盗まれる犬は食用犬として売るために盗まれるから、食べる部分が少ない小型犬は盗まれにくい。」と言っていました。

ベトナムでは犬食文化があります。ハノイの北部へ行くとthịt chó(犬肉)の看板があったりします。

大型犬は食べるところが多いので狙われやすいそうです。

これはあくまで、とあるベトナム人のお話です。

ちなみにベトナム語でチワワはChihuahuaです。ちーふわふわ。
ベトナム人に日本語でChihuahuaはチワワだよと言ったら、変なのーと言われました。

P.S.ファミマのドライマンゴーがおいしかった。

ベトナム人の名前を漢字に変換してみた話

あなたのお名前はなんですか。

こんにちは。

ベトナム語は中国語や漢字文化の影響を受けており、語彙の中には、漢字に対応している語が多くあります。一般に、これを漢越語(Từ Hán-Việt)といいます。例えば、ベトナム(Việt Nam)は「越南」という熟語に対応しています。

かつては字喃(Chữ Nôm)という漢字を元にしたベトナム独自の表記や漢字が使われていましたが、今ではクオック・グー(Chữ Quốc Ngữ)というラテン文字を使用した文字に置き換わっており、お寺等を除いて漢字を目にすることはほとんどなくなりました。

しかし、ベトナム人の名前は現在でも漢字変換可能な名前であることが多いです。というわけで、ベトナム人の名前を漢字変換してみました。

ホー・チ・ミン(Hồ Chí Minh)→胡志明
有名な人

グエン・ミン・アイン(Nguyễn Minh Anh)→阮明英
ベトナム人はグエンさんが多いといいますが、これは阮さんということになります。また、Minhは明という漢字、Anhは英という漢字に対応しています。というわけで、Anhは英国つまりイギリスという意味になります。

ラム・ヴァン・トゥック(Lâm Văn Tức)→林文息
林さんです。

ファム・ミン・ゴック(Phạm Minh Ngọc)→范(範)明玉
ゴックという名前の女性は多いです。ですので、単に「ゴック」と電話帳に入れておくと、そのうちゴックだらけになってどれがどのゴックさんか分からなくなるので、「語学学校で知り合ったゴックさん」とか「アインさんに紹介されたゴックさん」とかフルネームで入れておくかしておくのが良いです。

リー・ホアン・ナム(Lý Hoàng Nam)→李皇南
李さんです。

ちなみに、ディエンビエンフーの戦いで有名になったヴォー・グエン・ザップ将軍は、Võ Nguyên Giápで武元甲です。強そう。

ヴォー・グエン・ザップ将軍の「グエン」は「Nguyên」で、阮さんの「グエン」は「Nguyễn」です。êとễで微妙に違っています。ややこしいですね。

P.S. Giápは「甲」で、甲状腺は、Tuyến giáp trạngです。

本当にあったアリの怖い話

ほんとこれ

ベトナムに限らず南方で暮らしていると虫問題は避けて通れないものです。
特にアリは本当に厄介でした。日本のアリの半分以下の大きさでどこからでも入ってきてしまうのです。しかも、数で攻めてきます。

湿気がひどい日に、カビ防止のために換気をしようと思ってベランダのドアを開けていると今度はアリが進撃してきたりします。

というわけで今日は自分が体験したり知人が体験したりしたアリ話を集めました。

本当にあったアリの怖い話 case1
部屋の床(石系の素材)に黒いシミのような汚れがついていたので、拭き取ろうとしてしゃがんだところ、それは黒いシミではなく、ミルクティーのしずくが垂れて乾いた跡にアリが密集していて黒いシミのように見えているだけだったことが判明。

本当にあったアリの怖い話 case2
日本から送ってもらったアリ用コンバットを置いてみたものの、その数がなかなか減らないので、ちゃんと効いているのかどうか不安に思い、コンバットを持ち上げてみたら、その下で小さいアリが大量に死んでいた。(一応ちゃんと効いていた。)

本当にあったアリの怖い話 case3
ローカルなお店で、ヨーグルトを使ったデザートを食べ、そのまま友達とおしゃべりをしていたら知らない間に食べ終わったお皿にアリがたくさんいた。

本当にあったアリの怖い話 case4
たまたま短く折れて下に落ちてしまった乾燥スパゲッティの麺にアリがたかっていた。

本当にあったアリの怖い話 case5
ゴキブリが来ないように台所は特に清潔にしているはずなのにアリがたくさんいる。

本当にあったアリの怖い話 case6
清潔にしている炊飯器でご飯を炊き、ご飯が炊き上がったようなので様子を見に行ったら蒸気孔のところでアリが1匹蒸気によって死んでいた。

怖いですね。

一番のアリ対策は食べ物を放置しないことです。

目に見えないくらいのほんのわずかな食べ物のカスやうっかり飛ばしてしまったジュースのしずくなどに引き寄せられて侵入してくるので、こまめに拭き掃除をしてアリを引き寄せそうな汚れを拭き取っておくことが大事です。

また、ヨーグルトやゼリーを食べ終わった後、容器を洗わずにそのまま放置していると15分以内にはアリが嗅ぎ付けて、集団で進撃してきます。

ヨーグルトやゼリーを食べて、容器とスプーンを洗わないまま昼寝でもしたらもう大変なことになりますよ。

それから、実際にどれくらい効果があったのかは謎ですが、玄関やベランダの入口部分など、家と外の境界線部分に殺虫スプレーを吹き付けておくとしばらくアリの姿が見えなくなりました。再びアリが増えてきたら、また吹き付けなおしておくと、またアリの数が減ったように思います。

ちなみに、アリの大量侵入を許してしまったときは、ウェットティッシュで拭き取って一網打尽というか一ウエットティッシュ打尽にするのが一番効率が良かったです。拭き取れくくらい小さいアリなんです。

フィリピンにはアリ避けのためのチョークのようなものがあるらしいです。ベトナムにもあるのかなー。

P.S.最近、カエルとか川トイレとか進撃のアリとかそんな話ばかりなのでこのブログの女子力をあげていきたい。「アリが怖いからアリ退治して☆」を口実にカレを自分の部屋にさりげなく誘っちゃえ☆みたいな感じで。

ベトナムの某バスターミナルでトイレ(有料)に入ったら見たことのないタイプのトイレだった話。

はじめに
昨日の記事を読み返したら、誤字やら日本語文法間違いやらありましたが、4いいね!(最高記録)もらえたのでよかったです。

ハノイ留学中のある日、私はミーディンバスターミナル(Bến xe khách Mỹ Đình)にいました。

ミーディンバスターミナルは中・長距離バスも多数出入りする大きなバスターミナルです。

私はそこからバスに1時間ほど乗る予定だったのと、到着地であるコーロア(Cổ Loa)に(まともな)トイレがあるかどうか不安だったのとで、ミーディンバスターミナルでトイレに行っておこうと思いました。

大きめのバスターミナルなのでトイレもまともなのがあるだろうと思いました。

トイレの入口のところで2000ドン(当時は約8円)を払い、女子トイレに行きました。

多少はきれいな便器だといいなーと思いながら、トイレに入ったら、左側のゾーンはそもそも便器が存在しないタイプのトイレでした。

ついでにドアもありませんでした。

右側は洋式トイレっぽい雰囲気でしたが、ドアが閉まっていて、しかも他のベトナム人はだれも入ろうとしないので、ドアを開ける勇気が出ませんでした。

後ろから人がどんどん入ってくるので、勇気を出して唯一空いた左側の一番奥の個室的な空間に入りました。入ってみると、個室の床部分は、川のようになっていて、左から水がやってきて右端の排水溝へと吸い込まれていく仕組みになっていました。

よくよく見ると、川中に縦30cmくらいの長方形の踏み石が2つ「ハ」の字に置いてありました。

なるほど、ここに足を乗せて和式トイレの要領で用を足すのだなと思いました。踏み石は水面から約2cm顔を出している程度で、表面は「川」の水しぶきで濡れていました。

踏み石まで微妙に距離があり、「踏み石に乗ろうとしたら足を滑らせて転ぶ。」「踏み石までの距離の目測を誤り、川の中に着地してしまう。」等々、最悪の事態がいくつか思い浮かびましたが、踏み石になんとか両足を乗せることに成功しました。(神様ありがとう。)

そして、ふと気づいたのは、ここは一番奥の個室であるということでした。

「川」の水は1番手前の個室から私のいる一番奥の個室へ向かって流れてきています。つまり、「川」の水は1番手前の個室(上流)→2番目の個室→3番目の個室…と順番に何か不浄なるものを集めてきて私のいる一番下流の右端の排水溝へ流しているのです。

その後は、もう川の水について深く考えないことにしました。

ただ、常に川の水が流れて全てを運んでいくので、汚れのひどい便器で用を足すよりは衛生的なのでは?とだけぼんやり思いました。

P.S.今日寒い。