ベトナムは果物の種類が日本と比べ豊富です。日本に無い果物も数多くあります。という訳で、どのような果物があるのか整理してみました。
○bơ アボカド
日本だと野菜だと思われがちですが果物です。アボカドスムージー(sinh tố bơ)は大抵のカフェのメニューにあります。ベトナム人に日本だとアボカドは野菜のように扱われるという話をすると「アボカドはくだものでしょー!」という感じで結構盛り上がります。
sinh tố bơ
○bưởi ザボン(ブンタン・ボンタン)
Pomeloと呼ぶときもあります。グレープフルーツや夏みかん等に似た直径15cm~25cmの大きな柑橘類です。厚い皮が特徴です。テトのお供えものとして飾られることもあります。bưởi の発音をしっかりやらないとbuồiとなって放送禁止用語になるので発音の際は気を付けなければいけません。
○chanh leo パッションフルーツ
chanh dâyともいいます。パッションフルーツのパッション(passion)は「情熱」ではなくキリストの「受難」のpassionだそうです。実を2等分してスプーンですくってたべたり、スムージーにしたりします。
chanh leo
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○chuối バナナ
ベトナムでは短くて丸い形をしたものをよく見ます。細長い種類もあるそうです。フィリピンやタイではバナナ春巻きをよく見かけますが、ベトナムではほとんど見たことがありません。
chuối
○đu đủ パパイヤ
パパイヤもスムージーにして飲んだりします。青いパパイヤはサラダに使われることもあります。ちなみに、「青いパパイヤの香り(Mùi đu đủ xanh)」という有名な映画もあります。この映画の監督はトラン・アン・ユン(Trần Anh Hùng)監督で、映画ノルウェイの森の監督でもあります。
P.S.日本の果物は高い。