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ベトナムにもHKTというアイドルグループがいる話

AKB48の名前はベトナム人にも知られており、指原莉乃のHKT48への移籍もベトナム語の若者向けサイト(Kenh14)上でニュースになっていました。

当時、そのニュースのコメント欄でHKTに反応するベトナム人がかなり多くいたため、疑問に思って調べた所、ベトナムにもHKTという男性アイドルグループがいることが分かりました。

どちらかといえば、ヴィジュアル系ですね。なんだか風紀が乱れています。

しかし、しばらくして再び検索したらこのように韓流系になっていました。(サランヘヨとか言ってる。)

これは、韓国のアイドルsuperjunior-TのRokugoHKTヴァージョンです。はっかーてー!はっかーてー!というのはHKTのベトナム語読みです。

ちなみに彼ら、なぜか中国版Twitter、微博(ウェイボー)でバズったことがあります。

P.S.ブーツ買った。

ベトナムの某バスターミナルでトイレ(有料)に入ったら見たことのないタイプのトイレだった話。

はじめに
昨日の記事を読み返したら、誤字やら日本語文法間違いやらありましたが、4いいね!(最高記録)もらえたのでよかったです。

ハノイ留学中のある日、私はミーディンバスターミナル(Bến xe khách Mỹ Đình)にいました。

ミーディンバスターミナルは中・長距離バスも多数出入りする大きなバスターミナルです。

私はそこからバスに1時間ほど乗る予定だったのと、到着地であるコーロア(Cổ Loa)に(まともな)トイレがあるかどうか不安だったのとで、ミーディンバスターミナルでトイレに行っておこうと思いました。

大きめのバスターミナルなのでトイレもまともなのがあるだろうと思いました。

トイレの入口のところで2000ドン(当時は約8円)を払い、女子トイレに行きました。

多少はきれいな便器だといいなーと思いながら、トイレに入ったら、左側のゾーンはそもそも便器が存在しないタイプのトイレでした。

ついでにドアもありませんでした。

右側は洋式トイレっぽい雰囲気でしたが、ドアが閉まっていて、しかも他のベトナム人はだれも入ろうとしないので、ドアを開ける勇気が出ませんでした。

後ろから人がどんどん入ってくるので、勇気を出して唯一空いた左側の一番奥の個室的な空間に入りました。入ってみると、個室の床部分は、川のようになっていて、左から水がやってきて右端の排水溝へと吸い込まれていく仕組みになっていました。

よくよく見ると、川中に縦30cmくらいの長方形の踏み石が2つ「ハ」の字に置いてありました。

なるほど、ここに足を乗せて和式トイレの要領で用を足すのだなと思いました。踏み石は水面から約2cm顔を出している程度で、表面は「川」の水しぶきで濡れていました。

踏み石まで微妙に距離があり、「踏み石に乗ろうとしたら足を滑らせて転ぶ。」「踏み石までの距離の目測を誤り、川の中に着地してしまう。」等々、最悪の事態がいくつか思い浮かびましたが、踏み石になんとか両足を乗せることに成功しました。(神様ありがとう。)

そして、ふと気づいたのは、ここは一番奥の個室であるということでした。

「川」の水は1番手前の個室から私のいる一番奥の個室へ向かって流れてきています。つまり、「川」の水は1番手前の個室(上流)→2番目の個室→3番目の個室…と順番に何か不浄なるものを集めてきて私のいる一番下流の右端の排水溝へ流しているのです。

その後は、もう川の水について深く考えないことにしました。

ただ、常に川の水が流れて全てを運んでいくので、汚れのひどい便器で用を足すよりは衛生的なのでは?とだけぼんやり思いました。

P.S.今日寒い。

初見の単語を追う話(謎調味料編)

 

こんにちは。ベトナム語を専攻してもうすぐ5年が経ちますが、やはりまだまだ知らない単語がたくさんあります。

例えば、”không cần nước mằm, nước hàng, đường, bột nêm”という文の一部があったとしましょう。

không cần→分かる。必要ないという意味。

nước mắm→分かる。ベトナムの代表的調味料、ヌックマム(魚醤の一種)。

nước hàng→分からない。nướcがついている&ヌックマムと並列の関係にあるので液体調味料の可能性大。

đường→分かる。砂糖。

bột nêm→分からない。たぶん調味料の一種。bộtは粉なので粉状の調味料の可能性大。

 

nước hàngを追う

こういう細かい調味料の名前が辞書に載っていることはあまり期待できない上に時間が無いので、Google検索。ちなみにGoogle翻訳はnước hàngを「水の洞窟」と判断。(絶対違う)

Google、茶色い調味料っぽい液体の画像を見せてくる(これは期待できる)

そしてその下の検索結果にWiktionaryベトナム語版のページが!ありました!nước hàng[nɨək˧˥ ha̤ːŋ˨˩]!

Wiktionary曰く、” Thứ nước có đường, màu nâu, để pha vào thịt kho cho thơm và đẹp.”`とのこと。

要するに、砂糖が入って、茶色の、香りと見た目を良くするためのthịt kho(煮つけみたいな料理)に混ぜる調味料の一種らしいです。

これでnước hàngの正体が分かりました。(やったね)

thịt kho参考画像

thit heo kho to

bột nêmを追う

これまた辞書はあまり期待できない&時間が無いので横着してGoogle検索。

Google翻訳は、ナトリウムとの判断。うーん、言いたいことは分かる。多分、味の素(L-グルタミン酸ナトリウム)的な白い粉だと教えてくれているのでしょう。

結局、bột nêmは画像ですぐ分かりました。

ベトナムのスーパーでよく見かけた粉状の調味料でした。

これでbột nêmの正体も分かりました。(やったね)

後で辞書で調べたらnêmは「味付けする」という意味でした。

ちなみに、味の素はベトナムでも売られていて、mì chính(味精)と呼ばれています。

要するに、”không cần nước mắm, nước hàng, đường, bột nêm”というのは、「ヌックマムその他諸々の調味料は必要ない」という意味でした。(前後を省いているので分かりにくいですが、細々とした調味料は必要なくて、これ1本でthịt khoの味付けはOKというニュアンスの文です。めんつゆ1本で肉じゃがは作れる的な。)

bột nêm参考画像(hạt nêmって書いてあるけど。hạtは「粒」です。味付け粒。)

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P.S.しもやけできた。