ベトナムの年越しの話。


 

もう少しで旧正月(テト)です。という訳で、今日は年越しについて紹介します。

ベトナムで年越しの時間帯は「Giao thừa」といいます。Giaoは「交」、thừaは「承」という漢字に当たり、古い年と新しい年が交わる時間だとされています。

この時間帯に、おこわ、お茶、果物、丸ゆでをした鶏などのお供え物を用意したりもします。

かつては、中国のように爆竹を鳴らすこともありました。フィリピンなどでも新年に爆竹を鳴らすそうですね。

爆竹を鳴らすのは魔除けの意味があったそうですが、現在、ベトナムでは新年に爆竹を鳴らすことは禁止されています。
しかし、それでも爆竹を鳴らしたがる人がいるらしく、破裂音が聞こえてきたり、大晦日の翌朝、爆竹の残骸が散らばっていたりします。

また、年越しの瞬間に花火が上がります。ハノイだと、西湖(Hồ Tây)で打ち上がったりします。ベトナム人にとっては打ち上げ花火が見られる数少ない機会の内の1つのようです。

そういえば、テトの前後、ベトナム語版Wikipediaのロゴがテト仕様になっていたような気がします。

P.S.明日は5時30分起き。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です